ジェイドン・サンチョやジュード・ベリンガムの系譜を受け継ぎ、ボルシア・ドルトムントのトップチームに新たに現れたイングランド人FWジェイミー・バイノー=ギッテンス。左ウイングを主戦場に、今シーズンは26試合で11ゴール5アシストを挙げている。
2020年の夏、マンチェスター・シティのアカデミーからブンデスリーガに挑戦した20歳のウィンガーは、2023年にはイングランドU-21代表デビューも飾り、ここまで11試合でピッチに立っており、ドイツだけでなく、母国でも評価が高まりつつある。
移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リバプールとチェルシーの両クラブは、ドルトムントで躍動する若きアタッカーの動向に注目しており、この1月は難しいものの、この夏の移籍市場において本腰を入れる可能性があるようだ。
「ジェイミー・バイノー=ギッテンスについては、プレミアリーグから強い関心が寄せられている。イングランドの2つのクラブがバイノー=ギッテンスの動向を注意深く見守っていることはすでに話したが、そのうちのひとつがチェルシーだ。チェルシーは、バイノー=ギッテンスの進化と優れたポテンシャルに注目している。」
「もうひとつはリバプールだ。リバプールは何度もスカウトを送り込み、バイノー=ギッテンスを追っている。しかし、チェルシーもリバプールも、1月に彼と契約するのは難しいだろう。」
「だが、チェルシーもリバプールもこの選手をモニタリングしており、チェルシーはすでに選手の状況を尋ねるために接触を図っている。」
「リバプールは現時点で、スカウティングという意味でこの選手を観察していて、特に注意を向けている。」
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ルイス・ディアス、コーディ・ガクポ、フェデリコ・キエーザと左ウィンガーには困っていないが、コロンビア代表フォワードは最近センターフォワードとしての起用が続いており、イタリア代表フォラードはモハメド・サラーの控えという大役を抱えている。
また、長期的な視点では、サラーの後継者探しは避けられない。さらに言えば、ディアスにはバルセロナ移籍がチラついており、ダルウィン・ヌニェスにも移籍の噂が持ち上がっている。もしも誰かが退団した場合には、来シーズンに向けて、新たな戦力確保は必要不可欠だ。
現時点ではチェルシーの方がより熱を帯びている模様だが、リバプールは未来のイングランド代表ウィンガー獲得に本気で取り組むのだろうか…?