リバプールとの新契約締結に時間がかかっているエジプト代表FWモハメド・サラー。同選手の最優先事項はアンフィールドに残留し、レベルの高いヨーロッパでの戦いに挑み続けることだが、年齢や高い給与がボトルネックになっている。
ベテランウィンガーのコンディションは良好。全盛期かと思わせるほどのパフォーマンスを持続しており、エジプシャン・キングの残留を願う声も大きい。
ただし、サウジアラビアからの熱量は日に日に高まっている。アル・ヒラルは超高額な給与を受け取っていた元ブラジル代表FWネイマールと双方合意で契約を解除。ベン・ジェイコブス氏(スポーツジャーナリスト)は、大幅な予算を確保した同クラブとサウジ・プロリーグが放映権を含めて、サラーを獲得に全力を傾けていると伝えた。
「ネイマールの契約解除により、アル・ヒラルに大幅な予算ができた。クラブワールドカップに間に合わせるため、新たなスター選手を見つけるための大きな動きが予想される。」
「サウジアラビア・プロリーグは、大会前に選手と契約するため、6月1日から10日までの例外的な移籍マーケットをFIFAに持ちかけるようだ。」
「ジョルジェ・ジェズスが右サイドのアタッカーを望んでいるため、モウ・サラーは依然としてアル・ヒラルのナンバーワンターゲットだ。しかし、サウジアラビアのディールメーカーたちは、サラーとリバプールの交渉や彼の意思決定プロセスにも敬意を払っている。」
「SPLのスポーツディレクターであるマイケル・エメナロは、サラーと強い関係を持っており、2023年にアル・イティハドに代わってアプローチしたことから、すでに提示された財務の概要が明らかになっている。」
「もしオファーを促すようなことがあれば、サウジはサラーにリーグで最も年俸の高い選手になるような新たなオファーを出すだろう。SPLの幹部は、サラーが来れば、今夏に次のサイクルが売り出されるときのテレビ収入が増えると感じている。そして、MENA全体のパッケージではなく、エジプトに特化した放映権を販売するアイデアもある。」
「リバプールは、関係者がまだ合意に達していないにもかかわらず、サラーが契約を延長すると楽観視している。昨年末、リバプール内部ではサラーとの交渉には時間がかかるという見方が強かった。」
「アル・ヒラルがクラブワールドカップを前に、サラーにしろ他のビッグネームにしろ、別のスターをプッシュするのは間違いない。」
Al-Hilal now free up significant budget due to Neymar's termination. A big drive is expected to find a new marquee star in time for the Club World Cup.
— Ben Jacobs (@JacobsBen) January 27, 2025
Saudi Pro League set to take FIFA up on the exceptional window between 1-10 June in order to sign players ahead of the… pic.twitter.com/ZIY8cSY8LF