アルネ・スロット監督が目指すプレースタイルに完全に合致しているとは言い難いリバプールFWダルウィン・ヌニェス。ここまで29試合で6ゴールと得点力も伸び悩んでおり、アンフィールドでの3年目で岐路に立っている。
ディオゴ・ジョッタやルイス・ディアスに序列で負けている印象もあり、最近では移籍の噂が飛び交っている。サウジアラビアからの関心が頻繁に報じられる一方で、アトレティコ・マドリードなどヨーロッパのクラブも新天地の候補に挙がっている。
スペイン紙『Fichajes』によると、この冬にパリ・サンジェルマンにジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアを売却したナポリが、ウルグアイ代表ストライカーに興味を持っているようで、前線を強化するターゲットのひとりとして挙げている。
ジョージア人フォワードとはポジションが異なるが、ベンフィカ時代には数々のゴールを奪ってきたキャリアがある。アンフィールドでも昨季は18ゴール13アシストを記録しており、裏に抜ける能力は世界でもトップクラスだ。
決して器用なタイプではなく、ボール扱いもジョッタやディアスに比べると拙い。ただし、前線からのプレッシングやゴールに迫り続ける勢いは魅力的で、カウンターを重視するようなチームには打ってつけの人材と言える。
はたして、イタリアのクラブはリバプールから点取り屋を引き抜くことになるのだろうか…?