昨シーズンはバイエル・レバークーゼンで無敗優勝を成し遂げ、ヨーロッパリーグでも決勝までコマを進める原動力となったオランダ代表MFジェレミー・フリンポン。小柄ながらもアグレッシブなプレースタイルで、攻守両面に躍動し続けている。
アムステルダムに生まれて、家族揃ってイギリスに移住。その後、マンチェスター・シティのアカデミーで育ち、トップチームデビューはスコットランドのセルティック。そして、ブンデスリーガでその才能が開花したキャリアを持つ。
いまやドイツのリーグを代表する右サイドのミッドフィルダー、もしくは右サイドバックにまで成長した24歳の同選手だが、マンチェスター・シティの下部組織に加入する前、リバプール行きを希望していたが、立地的に通うのが難しく、断念した過去を明かした。
「ストライカーとしてプレーしていて、決勝でハットトリックを決めたんだ。大会最優秀選手にも選ばれたよ。」
「リバプール、ボルトン、マンチェスター・シティなど、たくさんのスカウトが来ていた。」
「でも、最初にリバプールを選んだんだ。彼らと契約するつもりだったんだけど、当時は車なんてなかったし、家族もそんな運転していなかったし、遠かったんだ。」
「マンチェスター・シティは地元だったから、次にマンチェスター・シティを選んだんだ。バスで15分だったしね。」
Jeremie Frimpong reveals that he almost joined LFC's academy before Manchester City as a youngster 👀🤏🏽
— Rising Ballers (@RisingBallers_) January 28, 2025
🗣️ “I chose Liverpool first. I was going to sign for them, but back then, driving wasn’t a thing. My family wasn’t driving & it was far. Man City was local, so it made more… pic.twitter.com/bUkKbXkK5p
イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの後継者としても、リバプールからの関心が伝わる。現実的にはサイドバックよりも、もっと前線で活きるタイプのプレーヤーで、エジプト代表FWモハメド・サラーの後任が最適かもしれない。
また、1.72mと決して恵まれた身長ではなく、プレミアリーグのフィジカルに強いフォワード陣を相手するのは苦しむ可能性が高い。
はたして、子供の頃に断念したリバプール移籍を果たす未来はくるのだろうか…?