フィオレンティーナやユベントス、そしてイタリア代表でも結果を残した27歳FWフェデリコ・キエーザは、トリノで戦力外扱いを受け、昨年の夏にリバプールに加入。シーズン前半戦はコンディション不良もあって、ほとんどピッチに立つことはなかった。
ただし、最近は出番も増えている。プレー時間こそまだまだ短いものの、切れ味を取り戻している印象が強い。あとはこのままコンディションを整えて、数分間でもピッチに立ち続けることが目標になるだろう。
過去にチェルシーやウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンなどの監督を歴任した元イタリア代表MFロベルト・ディ・マッテオは、ジェノバ出身のイタリア代表ウィンガーのイングランドでの成功を確信するも、怪我が唯一の弱点であると指摘した。
「彼(キエーザ)は間違いなく成功できると思う。」
「イタリア最高の選手の一人だ。彼の唯一の欠点は怪我だけ。」
「これまでのキャリアの中で、彼は常に何度か怪我をしてきた。もし完全にフィットし、継続的にコンディションを維持して試合に出場することができれば、彼は偉大な選手になれる。」
「リバプールが契約した理由はわかる。リバプールは素晴らしい象徴的なクラブであり、プレミアリーグやチャンピオンズリーグに挑戦している。」
「だが、アルネ・スロットは、モウ・サラーやルイス・ディアスなど、彼の前にいる選手たちとの競争は激しいと語っている。だからリバプールのメンバーに入るのは簡単なことではない。」
「シーズンの後半、彼らの戦力になると思う。何試合かプレーしているし、コンディションを保てれば優秀な選手だよ。」
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