アンディ・ロバートソンが30代に入って、過密日程においてパフォーマンスの良し悪しが顕著になってきている。控えDFコスタス・ツィミカスもレギュラーを奪い去るほどのレベルを見せられておらず、新たな左サイドバックの必要性が叫ばれている。
好調なボーンマスで活躍するハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズが最も人気のあるターゲットで、リバプールも実際に関心を示す。90分間を通じて、アップダウンを繰り返しつつも、攻撃面においても相手の脅威になる。
ただし、2028年6月までの契約を結んでおり、それなりにまとまった金額が求められる。デイヴィッド・リンチ氏(英ジャーナリスト)によると、リバプールは代役にも目配せをしており、ジローナに所属する元スペインU-21代表DFミゲル・グティエレスに注目しているようだ。
23歳のスペイン人左サイドバックは元レアル・マドリードの下部組織出身で、今シーズンのチャンピオンズリーグではリバプールと対戦。ボールを配給し、前進させることを得意とする技巧派のディフェンダーで、レッズが興味を示すのは理にかなっている。
ボーンマスの左サイドバックを獲得するために、同クラブは5000万ポンド以上を要求するのはほぼ確実なようで、およそ2760万ユーロと評価されるジローナDFは格安なオプションになり得る。
スペイン首都では10試合に出場したものの、トップチームに定着できずに、2022年の夏にイタリアに新天地を求めた。現在のクラブでは100試合以上に出場しており、経験値と年齢ともに条件に当てはまっている。
はたして、マージーサイドのクラブはプレミアリーグで実績十分のハンガリー人ではなく、スペイン人のサイドバックに白羽の矢を立てるのだろうか…?