リバプールにとって今季のFAカップは忘れたい記憶になった。4回戦でチャンピオンシップ最下位プリマス・アーガイルと対戦したリバプールは不甲斐ないパフォーマンスに終始し、ペナルティキックで1得点を奪われ、そのまま大会から姿を消した。
その一方で、ブライトンは同じくプレミアリーグのチェルシーを破り、次のラウンドに進出を決めた。この試合は味方GKのミスで早々と失点してしまったもの、ジョルジニオ・ラターのゴールで同点に追いつき、日本代表FW三苫薫が芸樹的な勝ち越し点を決めていた。
この同点弾をアシストしたのが、オランダ代表DFジョエル・フェルトマン。右サイドから見事なクロスでチャンスを作り出した同選手は、トレーニングにおいてリバプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドを参考にしたことを明かし、さらなる飛躍を誓った。
「このためにトレーニングしたんだ。」
「バックパスとその直後のクロスをディフェンスするのは本当に難しいと思う。」
「トレント・アレクサンダー・アーノルドがやっているのを見たんだ。もちろん、彼のようなキックは持っていないけど、その発想は素晴らしいよ。」
「FAカップは大きな大会で、イングランドで、もしかしたら世界で一番大きな大会かもしれない。だから、誰と当たるか楽しみだね。」
Sussex World
すでにFA杯5回戦の組み合わせは決まっており、ブライトンは昨季プレミアリーグで戦っていたバーンリーと対戦する。オランダ人ディフェンダーは、次の試合でもアレクサンダー・アーノルドを参考にしたクロスを挙げ、勝利に導けるのだろうか…?