FAカップの4回戦。プリマス・アーガイルのホームに乗り込んだリバプールは、チャンピオンシップ最下位のチームを相手に快勝すると思われたが、控え組や若手中心で臨んだアウェイチームはチグハグなプレーに終始。
ホームチームの出来の良さも相まって、1対0で敗れ、FA杯から早々といなくなってしまった。とくに中盤や前線の連携のなさが指摘されている。元リバプールDFスティーブ・ニコルは、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザのプレーに失望したと語り、自身がもしスロット監督なら戦力外と見なすだろうと口にした。
「今日一番の失望を知っているか?キエーザだ。」
「負傷での離脱が長かったから、彼と契約したときはちょっとした賭けだったのはわかる。」
「でも、彼の血統を考えれば、少なくとも今日の彼には何かを期待していたはずだ。」
「ゴールを決めるとか、そういうことではなく、フィールドで自分のプレーを見せたり、若手を助けたり、自分の経験を示すことだ。」
「ヨーロッパの優勝メダルも持っている。でも、今日はまったくダメだった。もしスロットがそうなら、ベッドに横たわりながら “彼は必要ないかな” と思うだろうね。」
ESPN FC
相手が5バックでスペースがなかったとはいえ、ボールロストが多く、右サイドバックや中盤とのコビネーションも拙く、脅威になれなかった。最近でこそ調子を上げてきた印象もあっただけに、サポーターにとっても少し残念な結果となった。
決してイタリア人フォワードだけの責任ではなく、全体的にプレーが遅く、今シーズンでも最低の出来だったと言って過言ではない。
はたして、27歳のウィンガーは怪我を避け、最高のコンディションを手にし、クラブOBを見返すようなパフォーマンスを今後披露できるだろうか…?