リバプールとの契約が今シーズンで終了するオランダ代表DFフィルジル・ファンダイク。今年7月には34歳を迎えるにも関わらず、依然としてプレミアリーグでもトップクラスの実力を見せ付けており、最終ラインを牽引している。
新契約締結に向けた話し合いが進んでいるものの、現時点ではクラブ側から正式な発表は行われておらず、サポーターにとってはもどかしい状況が続いている。
サウサンプトンでともにディフェンスラインを形成し、強固な守備を築いた元ポルトガル代表DFジョゼ・フォンテは、かつての相棒のセンターバックに対して、今後4年くらいは現在のレベルを維持できると語り、スペインやドイツのトップクラブに移籍しても不思議ではないと予想した。
「ファンダイクがバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンのいずれかに移籍しても不思議ではない。」
「来シーズンに向けて、それらのクラブはファンダイクのような信頼できるディフェンダーを探しているだろうし、新契約を結ばずにシーズン終了を迎えるかどうか、誰もが注目しているだろうから、私は彼がその中のいずれかのクラブでプレーする姿を見ても驚かない。」
「彼はまだ最高レベルでプレーできるし、自分のことは 自分で対処できることを証明している。あと3、4年はそのレベルを維持しても支障はないだろう。」
Mundo Deportivo
リバプールにとって、守備陣のリーダーを失うのは大きな損失。イブラヒマ・コナテにせよ、ジョー・ゴメスにせよ、まだまだディフェンダーをまとめるだけの能力はなく、オランダ人センターバックの存在は必要不可欠。
はたして、マージーサイドのクラブはディフェンスリーダーであり、チームのキャプテンでもある選手と契約更新を締結できるだろうか…?