水曜日に開催されたマージーサイド・ダービーは終了間際の同点弾に加えて、試合後にレッドカードが飛び交う大荒れの試合となった。その前には、チャンピオンズシップで下位を争うプリマス・アーガイルに敗れ、FAカップから早々と姿を消してしまった。
あまり流れのよくない中、アンフィールドにウルヴァーハンプトン・ワンダラーズを迎えた一戦だが、ルイス・ディアスとモハメド・サラーのゴールで前半だけで2点差を付け、余裕をもって白星を挙げられるかに思われたが、後半はアウェイチームに苦戦を強いられた。
マテウス・クーニャの鮮やかなミドルシュートで1点差に詰め寄られると、何度も危ないシーンを作られた。順風満帆な試合運びとは行かなかったものの、スコットランド代表DFアンディ・ロバートソンは、苦しみながらも手にした勝利をふたたび軌道に乗るためのキッカケにしたいと語った。
「僕らはなんとか最後まで戦い抜くことができた。ハーフタイムで2-0というのは、サッカー界で最も危険な結果のひとつだ。良いスタートを切る必要があったが、それができなかった。」
「後半は、水曜日に試合をしたことで、何人かの選手から疲れが出たのかもしれない。でも、ピッチでの経験や自分たちが持っているものをすべて生かそうという気持ちだった。」
「彼らが得点したとき、誰もがナーバスになり、観客もナーバスになった。でも、僕らにとっては大きな勝利だ。」
「後半のウルブズは素晴らしかったと思う。彼らは2-0となったハーフタイムに2、3人の選手を入れ替え、要所で前線の選手を増やして攻撃的になった。それがより難しくした。」
「でも、もう少し球際を良くしなければならない。それは分かっている。水曜日とFAカップでの敗戦を考えれば、連勝を取り戻すことが重要だ。これが連勝のきっかけになるといいね。」
Sky Sports