昨夏の移籍市場において、リバプールは守備的ミッドフィルダーを追い求めた。スペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得に向けて、クラブ間合意に至ったものの、26歳MFはレアル・ソシエダ残留を決断した。
オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフをコンバートして事なきを得たものの、日本代表MF遠藤航がレギュラー扱いされる未来は見えず、若手のタイラー・モートンらも信頼を勝ち取っているとは言い切れず、この夏にも補強を実施する見込みだ。
海外メディア『CaughtOffside』によると、リバプールはスペインとドイツに熱視線を向けており、バルセロナMFフレンキー・デ・ヨングとシュトゥットガルトMFアンジェロ・スティラーの両選手に注目しているようだ。
27歳のオランダ代表MFは今季、若手の台頭もあって先発出場の座を追われている。途中からピッチに立つことも多い。さらに、わずか3500万ユーロの移籍金で手に入れられるそうで、かねてからプレミアリーグ移籍の噂が持ち上がっていた中、ついにイングランドに上陸するかもしれない。
しかし、バルセロナで受け取る給与額が高額なだけに、リバプールが同額を支払うとは思えない。その代役として、シュトゥットガルトと2028年6月までの新契約に合意したドイツ代表MFアンジェロ・スティラーにも関心を示している。
2023年の夏、ホッフェンハイムから加入すると、ブンデスリーガ2位フィニッシュに大きく貢献。今シーズンもすでに30試合以上に出場しており、自慢の左足でゲームを組み立てつつも、チャンスメイクを行っている。
4000万ユーロという魅力的なリリース条項を持つとも言われ、マージーサイドのクラブにとってもお財布に優しいオプションになり得る。
はたして、レッズはこの夏に新たなミッドフィルダーを迎え入れるのだろうか…?