リバプールと契約更新に向けた話し合いが続くイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド。レアル・マドリードとの綱引き状態で、依然としてどちらに転ぶか分からない状況にあり、その去就には注目が集まっている。
チームの副キャプテンでもある同選手は、リバプール生まれの地元選手で、クラブとしては絶対に手放したくない人材だ。シーズン終了までもつれつ可能性もある交渉だが、かつてリバプールを率いてチャンピオンズリーグを制覇したラファ・ベニテス監督は、攻撃的なプレースタイルには、レアル・マドリードが似合うと発言した。
「彼は攻撃的なディフェンダーで、ミッドフィルダーとしてプレーすることもある。」
「レアル・マドリードは攻撃的なチームであり、スペイン最高のチームだ。そして彼らはポテンシャルを持っているから、最高のチームになるだろう。」
「オフェンシブなチームの攻撃的なDFにとっては、アシストを決めたり、攻撃のシチュエーションを作ったりするチャンスが増えるわけで、それは選手として彼にとって良いことだろう。」
「リバプールでそうしているが、レアル・マドリードでは何年もそうすることを保証できる。」
「リバプールのファンとしては、彼が残る方がずっといいと言うだろう。しかし、もし彼が去るなら、そしてレアル・マドリードの一員である私にとっては、それはレアル・マドリードにとっても、彼にとっても良いことなのだ。」
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26歳の右サイドバックだけではなく、モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイクも契約最終年を過ごしている。このベテランの2選手は移籍よりもアンフィールド残留を希望しているが、条件面での折り合いがついていない。
リバプール以外にも、インテル・ミラノやレアル・マドリードなどでも指揮を執った経歴を持つベニテス監督は、3選手全員を残留させるのは難しいと語りつつも、退団してしまった選手に代わり、新たな選手が新たなエネルギーを注入してくれるはずだとも予想した。
「3人の選手をキープするのは簡単ではない。」
「3人とも非常に重要な選手だが、もしクラブが代わりの選手の獲得に動いているのなら、彼らに適切なアプローチをしているのなら、それは解決されるだろう。」
「3人がすべて残留するかどうかは分からない。」
「もし彼らが残留できないのであれば、新たなオプションが用意されるだろうし、新たな選手はエネルギーを持った別のタイプの選手で、何か違うものを与えてくれるはずだ。」
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