新たなフォーマットに変更したチャンピオンズリーグがスタートし、リバプールはリーグフェーズを首位で通過し、ヨーロッパの舞台でアルネ・スロット監督率いる新チームの強さを示した。ともに、ラウンド16進出も確定させた。
ベスト8を狙うトーナメントの抽選が行われたが、くじ引き運はリバプールに微笑まなかった。パリ・サンジェルマンかベンフィカとの対戦が決定したが、抽選の結果、リバプールはフランスの首位チームと、バルセロナがポルトガルのクラブとの対戦に決まった。
リバプールにとっては、トーナメント表も前途多難。例え突破としても、次なる対戦相手はアストン・ビラが濃厚で、その次にはレアル・マドリードやアーセナルとの対戦が待っている。イングランド勢にとっても全チームが固まってしまい、決勝で雄雌を決する機会はなくなった。
マージーサイドのオランダ人指揮官は、今回の抽選結果を受けて、これからの対戦で簡単な相手はあり得ないと前置きしたうえで、フランスの強豪クラブとの対戦に向けて全力を尽くし、そのチャレンジを待ち焦がれていると話した。
「今大会のこの段階では、対戦相手の質は非常に高いレベルになるのは当然で、PSGというヨーロッパの名門チームとの対戦となった。」
「彼らは今週初め、ブレストに大勝して見事にチャンピオンズリーグのベスト16進出を決めたし、その前のリーグ戦ではシュツットガルト、マンチェスター・シティ、ジローナ、ザルツブルクを破るなど、本当にいい結果を残している。」
「我々もそうだが、PSGは国内リーグで首位に立ち、長い無敗記録を更新している。これは、私たちが直面する挑戦について知る必要のあるすべてを物語っているが、それはまた、私たちがベスト16に入る資格が十分にあることを知って、楽しみにしているチャレンジでもある。」
「もちろん、当面の焦点は日曜日のマンチェスター・シティを皮切りに始まるプレミアリーグの戦いだが、チャンピオンズリーグが再開したときに最高のコンディションで臨めるよう、全力を尽くすつもりだ。」