ブラジル代表GKアリソン・ベッカーが正守護神として君臨し、来シーズンからはジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ獲得が内定しているリバプール。3番手GKヴィテツラフ・ヤロシュも契約満了を迎え、今季限りでの退団が見込まれている。
中でも最も去就に注目が集まるのが、アイルランド代表GKクィービーン・ケレハー。ノッティンガム・フォレストがしばらく関心を示してきたが、リバプールが要求する金額を提示できず、移籍は実現しなかった。
ベルギー代表GKマッツ・セルスが目覚ましい活躍を見せていることで、この夏にふたたびマーケットに戻ることはなさそう。ただし、守護神を探すクラブは後を絶たず、チェルシーやボーンマス、ニューカッスル・ユナイテッドがリバプールの2番手GKに対して興味を持っていると、海外メディア『TBR Football』が報じた。
不安定なパフォーマンスが続くロベルト・サンチェスに代わり、安定感のあるゴールキーパーを探すチェルシーにとって、控え続きでもピッチに立てば平均点以上のプレーぶりで起用に応えるアイルランド人GKは理想的な選手と言える。
今季好調のボーンマスは、チェルシーからのレンタルでスペイン人GKケパ・アリサバラガが良いプレーを見せているが、来シーズンに向けてプレミアリーグでも実績のあるゴールキーパーを迎え入れたいところ。
ニューカッスル・ユナイテッドも守護神を必死に探している。イングランド代表経験もあるニック・ポープがいるものの、怪我で離脱する期間も多く、32歳と年齢も高まっていることから、26歳GKに乗り換えるのは論理的な判断だろう。
はたして、今季でアンフィールドを離れる可能性が高いリバプールGKクィービーン・ケレハーは、どのような道を歩むのだろうか…?