今年で34歳になるオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの長期的な後継者を探すリバプール。また、アルネ・スロット監督による22歳DFジャレル・クアンサーの評価は高くなく、センターバック陣の強化を狙っている。
海外メディア『TBR Football』グレアム・ベイリー記者によると、今シーズンのボーンマスの好調を支えるスペインU-21代表DFディーン・ハイセンが、リバプールの候補者リストの上位に挙がっているようだ。
昨夏、ユベントスからプレミアリーグに初挑戦した19歳のセンターバックは、イングランドサッカーにすぐさま適応。序盤戦こそ出番に恵まれなかったが、最近の試合ではほとんど先発出場を続けており、最終ラインの要になっている。
1.97mと高身長にも関わらず、プレミアリーグ特有の激しさにも順応。両足から質の高いパスを供給でき、前目での守備にもこなす。2月上旬に行われたリバプール戦でも好パフォーマンスを披露し、評価を高め続けている。
英国人ジャーナリストは、この夏に有効となるリリース条項が設定させていると明かし、その金額は5500万ポンドであると伝えた。リバプールにとっては十分支払えるだけの金額であり、年齢も踏まえると、適切な投資と言えそう。
同じくボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズにも関心を示すリバプールだが、同じチームからダブル獲りを実現することになるのだろうか…?