エジプト代表FWモハメド・サラーは今季、ゴールにアシストにと大暴れ。現時点で両方のランキングでプレミアリーグのトップに立っており、32歳ながらもトップフォームを継続している。今後数年間はトップレベルで活躍できそうな印象を受ける。
しかし、今季限りで満了となる現行契約の延長が決まっておらず、最悪のケースも想定される。さらに、昨夏に獲得したイタリア代表FWフェデリコ・キエーザは期待を上回るほどのパフォーマンスを見せられておらず、母国復帰も頻繁に報じられてきた。
海外メディア『TEAMtalk』によると、リバプールは新たな右ウィンガーに関心を示しており、リーグ・アンのニースに所属するフランスU-21代表FWモハメド=アリ・チョーをリストアップし、獲得に動き出すか検討を重ねているようだ。
パリ・サンジェルマンやエバートンのアカデミー経験を持つ21歳のアタッカーは、サラー同様に左足を利き足に、相手のマークを振り切るだけのスピードやドリブル技術を持ち合わせる。クロスの精度も高く、今シーズンは25試合を終えた時点で5ゴール3アシストを記録。
2024年の冬にレアル・ソシエダから加入した若きウィンガーは、センターフォワードとしてもプレー可能。フランスU-21代表でも7試合でピッチに立っており、国内でも評価を高めている将来有望株だ。
直接的なエジプシャン・キングの後任と考えると、数字が物足りない。また、フランスやスペインよりもチーム差のないプレミアリーグは初めてのチャレンジとなるため、サラーと数年間の契約延長した上で、チームに加えるが理想的な流れだろう。
他にも様々なウィンガーがターゲットとして挙げられており、実力と移籍金をシビアに天秤にかけるリバプールが、どの選手に白羽の矢を立てるのか注目が集まる…