ベンフィカからリバプールに加入して以来、前線からの守備対応や熱いパッションを表に出し、サポーターからの支持も根強いウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。ところが、アルネ・スロット監督の誕生で、新たな役割に苦戦している。
また、ユルゲン・クロップ時代から課題に挙がっていた決定率の低さも継続。チャンスで焦ってしまうのか、シュートテクニックが拙いのか、理由は分からないが、その半分でも決めていれば、プレミアリーグ得点王争いに食い込んでいてもおかしくはない。
現役時代にリバプールの左サイドバックとして活躍し、チャンピオンズリーグ制覇も経験した元ノルウェー代表DFヨン・アルネ・リーセは、古巣クラブはヌニェスを諦め、得点力のあるストライカーをチームに加えるべきであると主張した。
「チームには、見るのが好きな選手、そしてチームが存在するのが好きな選手がいるものだが、ダルウィン・ヌニェスはそのひとりだ。彼は戦い、懸命に働き、そういう性格の選手なんだ。」
「だから、しばしば彼はチャンスを得て、 “そうだ、今に緊張がほぐれて、得点を決めてくれるだろう” と思うのだが、彼にはそれがない。性格やプレーがどんなに好きでも、リバプールは定期的にゴールを決めるストライカーが必要なトップクラブなんだ。」
「(モハメド・)サラーはいるが、彼はストライカーではなくウイングだ。もう少しクリニカルで、チャンスを掴んだら確実にモノにするストライカーが必要だ。でも、ヌニェスは決めるべき多くのチャンスを逃してきた。」
「だから、リバプールのファンとして、選手としてのヌニェスを愛するのは難しい。チームが上位に食い込むためには何が必要なのかを考えれば、ゴール前でより決定的な仕事ができるストライカーを探す必要があると思う。」
Metro