フラムでは弱冠15歳でトップチームデビューを飾り、16歳でリバプールに移籍。ユルゲン・クロップ監督時代にはトップチームに帯同し、間近でトップレベルの試合を経験。1年間のレンタル移籍で飛躍すると、その後はミッドフィルダーとして多くの試合に出場してきた。
ところが、アルネ・スロット体制ではプレー時間が減少。シーズン前半戦を負傷で欠場していたとは言え、未だにプレミアリーグで先発出場はなく、オランダ人指揮官からの信頼が高いとは言い難い状況が続いている。
プロサッカー選手としては苦しい現実に直面しているイングランドU-21代表MFだが、チームを取り巻く状況や監督の下した判断を尊重しなければならないと、多くの試合で出番を得てきて、大人になった雰囲気を醸し出した。
「リバプールですでに150試合近くプレーしているし、そういう面ではとても経験豊富だと感じている。」
「だから、シーズン中には怒ったり、プレーしたくてイライラしたりする瞬間もあるけれど、同時に状況を尊重し、監督の決断も尊重する必要があるんだ。」
「必要とされる試合もあれば、そうでない試合もある。サッカーとはそういうものだ。だからこそ、彼の決断のおかげで、今シーズンは今のようなポジションにいるんだと思う。」
「PSGの試合も、僕らに有利に働いた試合だった。幸運なことに、僕は選ばれ、決勝点を奪った選手になったとも言える。」
「僕ら全員が準備する必要がある。僕だけじゃないし、頻繁に先発する選手たちだけでもない。全員が自分の役割を果たすつもりだ。」
The Guardian