今シーズン、アルネ・スロット監督にによってセンターフォワードとしても活躍しているコロンビア代表FWルイス・ディアス。シーズン当初こそ得点を多く挙げたが、途中ゴールから遠ざかったものの、最近の試合では切れ味を取り戻し、ニューカッスル・ユナイテッド戦ではアシストを記録した。
リバプールにとって貴重な戦力であるものの、バルセロナ移籍の噂が継続的に報じられている。子供の頃からサポートしてきたことを実の父親が明かしているが、同じくラ・リーガのアトレティコ・マドリードも争奪戦に参加する可能性があると、スペイン紙『Fichajes』が伝えた。
他にもパリ・サンジェルマンなども獲得候補に挙げられており、28歳のウィンガーの去就は慌ただしくなっている。また、新契約締結が近いとの報道から契約延長まで合意に至っておらず、さらに不安を煽る形になってしまっている。
この夏にはウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの退団が現実味を帯びてきており、モハメド・サラーもまだ契約に合意していない段階で、リバプールが主力のアタッカーを手放すわけもなく、現実的な話題とは言い難い。
とはいえ、2027年6月までの契約延長がまとまらなければ、年齢的にも高値で売れる最後のチャンスだけに、リバプール上層部が売却の判断に揺れ動く可能性もあり得る。
はたして、コロンビア人ウィンガーは来季もアンフィールドでプレーするのか、もしくはスペイン行きを決断するのだろうか…？