アンディ・ロバートソンやコスタス・ツィミカスの左サイドバック陣の平均年齢が高まりつつあるリバプール。前者は30代に突入し、パフォーマンス低下を指摘される試合もあり、後者はレギュラーを奪還するほどの活躍を見せられていない。
様々な補強ポイントがある中、左サイドバックもひとつのポジションであると認識されている。ボーンマスDFミロシュ・ケルケズやジローナDFミゲル・グティエレスなど多くの候補者が浮上しているが、現時点では何かしらの動きは見られていない。
英『Rousing The Kop』によると、マージーサイドのクラブはミロシュ・ケルケズやウルブスDFラヤン・アイト=ヌーリをリストアップしているものの、フラムのアメリカ代表DFアントニー・ロビンソンの能力が最も即戦力に近しいと理解しているようだ。
今年8月には28歳になる同ディフェンダーは、フラムで欠かせない存在になっており、150試合以上に出場。粘り強い守備対応に加えて、積極的な攻撃参加から相手のゴール前でも脅威になり、左サイドを活性化する。
アメリカ代表でも50試合でピッチに立っており、その実力はプレミアリーグでも証明済み。世界を見渡してもトップレベルのディフェンダーとして名を馳せており、アンフィールドでプレーしたとしても活躍できるはずだ。
しかし、年齢は気がかり。ギリシャ代表DFもまもなく29歳で、若返りにはならない。長期的な後継者を探す中、リバプールがフラムDFに対して本腰を入れる可能性は低そうだ。
はたして、レッズは補強ポイントのひとつ、左サイドバックに誰を迎え入れるのだろうか…?