ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスやポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタら、リバプールのセンターフォワードを任されている選手たちの去就が慌ただしい。さらに、コロンビア代表FWルイス・ディアスやイタリア代表フェデリコ・キエーザらも移籍の機運が高まっている。
来シーズンに向けて、マージーサイドのクラブは大幅な前線の入れ替えを行うかもしれない。シーズン後半戦にかけて、モハメド・サラーやコーディ・ガクポへの依存度が高まりつつあり、持続的な得点力の確保は解決したい課題だ。
そして、筆頭ターゲットと言われるのが、カラバオカップ決勝でリバプールを破ったニューカッスル・ユナイテッドに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク。ラ・リーガに続き、プレミアリーグでも圧倒的な決定率を保持し、周りの選手を活かすプレースタイルにも適応できる。
世界を見渡してもトップランクのフォワードだけに、同選手を巡る争奪戦は白熱している。移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏は、リバプールがすでに側近に接触を図ったと明かしつつも、今季国内リーグで優勝を争うアーセナルも熱視線を向けていると伝えた。
「リバプールはすでにアレクサンデル・イサクに近い人物と接触している。」
「アレクサンデル・イサクのために、ビッグなオファーが舞い込むだろう。」
「ニューカッスルはイサクを引き留めたいと公私ともに主張し続けている。」
「アーセナルもイサクを欲しがっているし、両クラブとも興味を持っている。アーセナルにとっても、イサクは最高の選手だ。」
「リバプールにとっては、彼はそのポジションで検討している選手のひとりだ。」
His Youtube Channel
ボルシア・ドルトムントやレアル・ソシエダを経て、2022年8月にニューカッスル入り。細身の体つきで、屈強なディフェンダーも多いプレミアリーグでどこまで成果を残せるのか懐疑的な目にも、ピッチ上でのパフォーマンスでそれらの疑念を振り払った。
それどころか、ここ2年間は全ての大会を含めて、20ゴール以上を挙げており、評価は鰻登りだ。今シーズンはさらに精度が増し、33試合を終了した時点で23ゴールと、昨季の25ゴールを上回ることは確実だ。
リバプールやアーセナル以外のクラブにとっても魅力的なストライカーであることに間違いなく、スウェーデン人フォワードは今夏ステップアップを果たすのだろうか…?