ルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェスらにアンフィールド退団の憶測が飛び交う中、モハメド・サラーの去就もまだ確定していない。昨夏に獲得したフェデリコ・キエーザも不甲斐ないプレーぶりで、イタリア復帰の可能性も高まる。
もしも誰がの退団を容認する場合には、新たな戦力を補強しなければならない。ウルグアイ代表ストライカーに対するサウジアラビアからのオファーを断った背景にも、代役となる選手を確保できないことが理由とも言われており、この夏にかけて前線の陣容が入れ替わるかもしれない。
英『Daily Mail』によると、リバプールとチェルシーはレアル・ベティスの新進気鋭のウィンガー、19歳FWヘスス・ロドリゲスに注目しており、5000万ユーロとも言われるリリース条項を行使するかどうか動向を注視しているようだ。
シーズン前半戦こそ出番に恵まれなかったものの、スペインU-19代表のアタッカーは徐々にポジションを確保し、最近の試合ではスタメンが定位置となっている。トップチームでの試合数も17を数え、着実に経験を積み重ねている。
その才能にプレミアリーグの2チームは目をつけ、他のクラブが争奪戦に参戦する前に決着をつける可能性がある。とはいえ、昨年の夏に契約延長に応じたばかりで、すぐさま出番があるかどうかもわからずに、生活環境も変わるクラブにステップアップを要求するとは考えにくい。
はたして、レッズはロンドンのクラブとの獲得レースを勝ち抜き、スペインの次世代ウィンガーをアンフィールドに迎え入れるのだろうか…?