昨年の夏、スペイン代表MFマルティン・スビメンディを追い求めたリバプールは、シーズンを通じて様々なミッドフィルダーとの関係が噂されてきた。ライアン・フラーフェンベルフの負担軽減のためにも最低でもひとりは確保したいところだが、現時点で具体的な動きは見られない。
この冬の移籍市場においても誰も獲得しなかったマージーサイドのクラブだけに、この夏にはそれなりの移籍劇が期待されており、守備的MF以外にも、センターフォワードや左サイドバック、センターバックなど補強の可能性が指摘されている。
クリスチャン・フォルク氏(ドイツ人ジャーナリスト)によると、シュトゥットガルトで評価を高めるドイツ代表MFアンジェロ・スティラーに対し、リバプールが関心を示していることを認めつつも、リリース条項が有効となる2026年まで待つ可能性についても触れた。
「事実だ。リバプールはアンジェロ・スティラーに興味を持っている。」
「スティラーにはリリース条項(3600万ユーロ)があり、2026年にその条項が適用される。リバプールが彼に注目していることは聞いている。2026年に彼を獲得することは可能だろう。もちろん、今夏にビッグオファーが届けば、早めに契約することも可能だろう。」
CaughtOffside in his exclusive Fact Files column
左足で高いテクニックと質の高いパスを供給する23歳ミッドフィルダーは、昨季ブンデスリーガを2位で終えたチームに大きく貢献。今シーズンも中盤の底で先発出場を続けており、チャンピオンズリーグでもリーグフェーズの全試合でスタメンとして起用された。
2024年9月にはドイツ代表デビューも飾り、着実なキャリアを歩んでいる。はたして、リバプールはこの夏に前倒しして、シュトゥットガルトから若き逸材を引き抜くのだろうか…?