クイーンズ・パークやダンディー・ユナイテッドなどスコットランドで結果を残した左サイドバックのアンディ・ロバートソン。その後、ハル・シティでプレミアリーグを経験すると、2017年の夏にリバプールにステップアップを果たした。
約8年をアンフィールドで過ごしてきたスコットランド代表DFも、すでに31歳を迎えており、今シーズンは連続して試合に出た時のパフォーマンス低下は否めない。さらに、控えのコスタス・ツィミカスもレギュラーを任せるだけのレベルを出せていない。
現状を踏まえて、マージーサイドのクラブは左サイドバック強化を検討しており、ボーンマスDFミロシュ・ケルケズを筆頭候補に、様々なディフェンダーへの関心が噂されてきた。ロバートソンは渦巻く憶測に言及し、誰が加入しようとも自分を信じるだけだと語った。
「世界中の左サイドバックのほとんどと噂になっていると思う。」
「でもね、それも一部なんだ。世界有数のビッグクラブでプレーしているし、とてもラッキーだった。」
「そうだね、運が良かったとは言えないよ。でも、この8年間を振り返ってみると、世界最高のクラブで先発の左サイドバックとして長くプレーできたことは、僕の誇りでもあるんだ。」
「いつかその時が来る。」
「まだまだ僕の出番だとは思っていないけど、クラブに何が起ころうと、誰かを連れてこようと連れてこまいと、それはそれでいい。いつだって自分をバックアップしていくと思う。」
BBC Sport
グラスゴー出身DFよりも、ギリシャ代表DFに退団の噂が流れている。代表ではキャプテンを務めるベテランディフェンダーは、来季以降もアンフィールドに残って、周りの選手たちに檄を飛ばしつつも、サポートしていくことが濃厚。
最大の注目は、補強ポイントと指摘される左サイドバックに誰がやってくるか。はたしてリバプールは数あるターゲットの中から、どの選手と契約を結ぶに至るのだろうか…?