ウルバーハンプトン・ワンダラーズで実力を証明したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタは、2020年夏の移籍市場において、リバプールにステップアップを果たした。当時在籍していたサディオ・マネやロベルト・フィルミーノらとも見事な連携を披露し、モハメド・サラー含めてフロントスリーの第4の矢として活躍。
小柄ながらもヘディングにも強く、両足でゴールを奪える貴重なアタッカーだが、毎シーズンのように負傷を繰り返している。アルネ・スロット監督が好むようなプレースタイルを持ち、シーズン前半戦こそ絶対的なレギュラーだったが、最近はダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアスらと併用されている。
左右のウイングや攻撃的ミッドフィルダーなど前線であれば、複数のポジションでプレー可能な28歳のフォワードには、今シーズン限りでのアンフィールド退団が噂され始めている。
ベン・ジェイコブス氏(スポーツジャーナリスト)は、ニューカッスル・ユナイテッドがリバプールのフォワードに関心を示しており、オファーを提示する可能性を指摘。また、古巣クラブのウルブスも動向を追っているとも伝えた。
「ディオゴ・ジョッタに注目しているクラブについて言えることは、プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドがいるということだ。」
「ジョッタの退団が保証されるわけではないが、状況をよりよく理解するために、買い手がリバプールにアプローチしてくる可能性は現実的にあり得る。」
「ウルブスも興味を示すかもしれないが、ジョッタはヨーロッパ、理想的にはチャンピオンズリーグのフットボールを望んでいる。ニューカッスルは彼にそれを提供できるかもしれない。」
GIVEMESPORT
オランダ人指揮官の本音こそ分からないが、ウルグアイ人フォワードとともに、ポルトガル人フォワードも100%要求に応えているとは言い難い。さらには、アレクサンデル・イサクら得点も取れ、足元のテクニックにも優れる上杖のある選手との関係も報じられている。
ただし、マージーサイドのクラブは無茶な投資は行わない。新たなセンターフォワードを獲得するためには、現在のフォワードを売却しなければならない。
はたして、リバプールは新戦力を手にするため、そしてフォワード陣を刷新するため、現有戦力を手放すことになるのだろうか…?