モハメド・サラーの新契約問題に決着がついていないリバプールだが、ダルウィン・ヌニェスやディオゴ・ジョッタ、フェデリコ・キエーザ、ルイス・ディアスら前線の選手たちに移籍の噂が飛び交っており、来シーズンに向けた再構築が行われるかもしれない。
センターフォワードやウィンガーとしてプレーする10代から20代中盤のアタッカーがメディアを賑わせているものの、現時点で具体的な動きや関心は見受けられない。そして、リバプールの候補者リストに新たな名前が加わった。
海外メディア『TBR Football』によれば、レッズはSCブラガでプレーする19歳のポルトガル人FWロジャー・フェルナンデスに注目しており、同じくプレミアリーグのマンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル・ユナイテッドも競合に挙げられている。
西アフリカのギニア出身のアタッカーは、同クラブのアカデミーを経て、トップチームのレギュラーに定着。今シーズンはポルトガルの国内リーグやヨーロッパリーグなどで40試合以上に出場しており、ここまで5ゴール5アシストを決めている。
右ウイングやミッドフィルダーでのプレーが多い同選手だが、左サイドでも起用される試合もある。小柄ながらも敏捷性のあるドリブルで、相手のディフェンダーを翻弄。また、純粋なスピードにも優れ、サイドアタックにおいて攻撃に厚みを出す。
まだまだトップレベルでの経験不足で、リバプールにとってモハメド・サラーの後継者の触れ込みで獲得するのは難しい。まずは現在のクラブで実力を磨き続けるのが良さそうだが、イングランドの中堅から下位クラブで経験を積むのは悪いオプションではない。
他の競争力のあるリーグにステップアップするのも面白そうだが、ポルトガルの新星はどのようなキャリアを歩むのだろうか…?