クィービーン・ケレハーは今シーズン限りでリバプールから移籍する可能性が高まり、カラバオカップに先発出場を果たしたことで、アンフィールドでの最後のプレーを終えている可能性もある。
ニューカッスル・ユナイテッド相手に敗れ、昨シーズンに続くトロフィーには手が届かなかった。アイルランド代表GKの去就が盛り上がるには、この夏にジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが正式に加わることが影響している。
さらに、契約も2026年6月までとなっており、契約更新をするつもりはなく、26歳GKはレギュラーの座を確保できるチャンスのあるクラブに新天地を求めることが濃厚だ。
海外メディア『GIVEMESPORT』によると、ケレハーが今後数ヶ月のうちにリバプールを去る可能性が高いと繰り返し伝え、トッテナム・ホットスパーがノース・ロンドンに連れてくるのを夢に見ているようだ。
ただし、ひとつの大きな障害がある。スパーズは守護神のイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオとアントニーン・キンスキー(1月に加入)に期待を寄せており、アイルランド人GKが切望しているレギュラーとしての出場時間を保証するのが難しい。
リバプールからすれば、十分な移籍金を積んでくれれば、喜んで売却に応じるだろう。しかし、26歳GKはこれからのキャリアを慎重に考えねばならず、複数のクラブが関心を示す中、理想的なクラブを探し出す仕事が待ち受けている。
同じくロンドンのチェルシーも獲得に興味を示しているとの報道が流れている。ゴールキーパー陣容だけみれば、ロベルト・サンチェスやフィリップ・ヨルゲンセンらが安定したパフォーマンスを見せられておらず、ピッチ上で安心安定のケレハーは魅力的な人材に映るのは理解できる。
リバプールもアリソン・ベッカー以外のゴールキーパーが退団濃厚で、GK陣の刷新が進む中、これまで2番手GKとして絶え続けてきたアイルランド代表GKはどのようなキャリアを歩むのだろうか…?