オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの去就が騒がれている。リバプールとの契約は続行しているものの、終着点を見出せておらず、交渉は長期戦と化しているため、来シーズンもアンフィールドに残るかどうかhが未知数だ。
クラブも選手も残留を希望していることから、最終的には折り合いがつくと見られるものの、今年7月には34歳を迎えるベテランセンターバックの後継者確保にもそろそろ動き出さなければならない。
フランス代表DFイブヒラマ・コナテはアルネ・スロット監督の信頼を勝ち取り、ファンダイクの相棒の座を確保する一方で、ジャレル・クアンサーはまだまだ道半ばで、ジョー・ゴメスは負傷癖がなかなか抜けない。
もしもチームのキャプテンが退団した場合のディフェンスリーダーは定まっておらず、最終ラインで統率が取れる見込みのあるセンターバックが最低条件。そして、そのリストにボーンマスDFディーン・ハイセンが含まれている。
海外メディア『CaughtOffside』は、リバプールはすでに交渉を開始していると報じ、3,000万ユーロ～3,500万ユーロでオファーを出す見通しであると伝えた。なお、ボーンマスは新たな契約を提示する動きを見せている。
昨シーズン、半年間在籍したASローマで少しの期間だけ、指揮官と選手の関係にあったジョゼ・モウリーニョ監督は、この年代の欧州サッカー界で最も質の高い有望株のひとりと称し、輝かしいキャリアを築くと絶賛していた。
リバプール以外にも、アーセナルやトッテナム・ホットスパーの北ロンドン勢に加えて、レアル・マドリードやニューカッスル・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンらも関心を示していると言われ、19歳センターバックを巡る去就は目まぐるしく変わるはずだ。
初めてのプレミアリーグにも関わらず、ボーンマスのレギュラーの座を掴んでいる若きディフェンダーは、国内リーグやFAカップなどを通じて、26試合でピッチに立ってきた。その才能をまざまざと見せ付けており、強豪クラブも注目するのは必然だ。
5000万ポンドとも言われるリリース条項が設けられているとも伝えられるオランダ人センターバックは来季、新たなクラブで新たなキャリアをスタートさせるのだろうか…？