レアル・ソシエダからニューカッスルに移籍したスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクは、プレミアリーグでも実力を証明し続けており、国内リーグやカラバオカップ、FAカップなどを通じて、すでに23ゴール5アシストを記録している。
リバプール相手にカラバオカップも制覇した25歳のストライカーは、この夏の移籍市場で去就が注目される選手のひとりだ。マージーサイドのクラブに加えて、アーセナルも関心を示しており、過去にプレーしたラ・リーガからバルセロナも熱視線を送っている。
スペイン紙『El Nacional』によると、スウェーデン人フォワードはバルセロナ移籍にも前向きだが、もしもリバプールが獲得に向けて動き出し場合には、アンフィールドでのプレーを優先するようだ。
2028年6月まで契約を結ぶ世界でもトップクラスのストライカーを獲得するには、1億ポンドを超える移籍金が必要とも言われる。レッズがポンと出せる金額ではないのは明らかで、トレード要員を差し出すなどして、その金額を下げなければ交渉にすら発展しない。
まして、アーセナルやバルセロナらも争奪戦に参戦するとなると、ニューカッスル側はさらにその額を引き上げることもあり得る。ダルウィン・ヌニェスやディオゴ・ジョッタらの売却も検討していると報じられるリバプールは、要求金額を準備できる可能性も微かだがある。
昨年の夏、同じくニューカッスルのイングランド代表FWアンソニー・ゴードン獲得を狙っていた際、27歳DFジョー・ゴメスを取引に加えていたとも言われている。他方、イングランド北部のクラブが若手DFジャレル・クアンサーに興味を持っているとの報道も流れており、彼の譲渡を受け入れるかもしれない。
アルネ・スロット監督のもとで2年目の夏を迎えるリバプールは、チームの陣容が大きく刷新される可能性がある。トレント・アレクサンダー=アーノルドはスペイン行きに合意したそうで、モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイクの未来もまだ決まっていない。
他にも、ルイス・ディアスやコスタス・ツィミカスなどにも退団の噂が出回っている。大幅な入れ替えが見込まれるリバプールだが、その目玉選手としてニューカッスルからスウェーデン代表フォワードを引き抜けるのだろうか…?