リバプールの左ウイングやセンターフォワードとして、独特なリズムでのドリブルや高い連携力で数々のゴールに絡んできたコロンビア代表FWルイス・ディアスだが、所属クラブとの契約更新に向けた話し合いが停滞しており、その去就に注目が集まっている。
今シーズンも主力に定着し、シーズン前半は目覚ましい活躍を見せた。後半戦こそ調子を落としていたが、最近はふたたびコンディションを取り戻しており、オランダ代表FWコーディ・ガクポと激しいレギュラー争いを繰り広げている。
来季以降もアンフィールドでの活躍が期待される28歳ウィンガーだが、バルセロナ行きが噂される中、サウジアラビアも熱視線を送っていると、移籍事情に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。また、リバプールにとっても忙しい夏になるだろうと付け加えた。
「サウジアラビアのクラブがルイス・ディアスに興味を示している。同選手については、数週間前にすでに話していた。」
「サウジからは、1月にディアスへの関心があった。選手はリバプールに残り、今シーズンに集中することを決めた…しかし、今サウジのクラブはまだディアスを狙っている。」
「だから、この夏はリプールにとって決めることが多く、忙しい夏になるだろうと言い続けているように、ディアスから目を離さないでほしい。」
「そして、サウジアラビアがまたやってくるから、選手自身がどうするか決断しなければならない。彼らは興味を持っていて、ルイス・ディアスを欲しがっている。」
子供の頃からサポートしてきたバルセロナは魅力的な新天地だが、彼らは財政難に苦しんでおり、選手を登録するために、主力選手の売却は必須。また、アンフィールドからコロンビア人アタッカーを引き抜くにもまとまった金額が必要となる。
一方で、サウジアラビアが移籍金で困ることはなさそうだ。給与も南米の選手にとっては条件は良いはずで、ヨーロッパの舞台での活躍を諦め、30歳も迫る中でお金のためにプレーするのもオプションとしては面白い。
はたして、ルイス・ディアスは新たな新天地に羽ばたくのか、もしくはリバプールでのプレーを継続することになるのだろうか…?