ダルウィン・ヌニェスやディオゴ・ジョッタのセンターフォワード陣に退団の可能性が高まるリバプール。さらに、ルイス・ディアスとの新契約更新に向けた交渉も前進しておらず、フェデリコ・キエーザも1年でのイタリア復帰もあり得る。
大幅な選手の入れ替えが予想されるアルネ・スロット監督のチームにおいて、ニューカッスルFWアレクサンデル・イサクなどプレミアリーグでも良質なアタッカーへの関心が報じられるも、多額の移籍金が必要なるだけに、一気に主戦力を変えるのは難しいことも多い。
ひとりに多くの要求額を支払うのであれば、同時に移籍金が安い、もしくはフリートランスファーで獲得ができるフォワードに目を配るのは理にかなっている。
海外メディア『The i Paper』によると、リバプールはリールで大活躍するカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドの動向に注目しており、2025年6月で契約満了を迎える選手を移籍金なしでの獲得を狙っている。
なお、25歳のフォワードに対しては、同じプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドやトッテナム・ホットスパー、マンチェスター・ユナイテッド、ウェストハム・ユナイテッド、チェルシーも関心を示しており、選手の代理人に接触を図ったと、同紙は付け加えている。
さらには、バルセロナやアトレティコ・マドリードのスペイン勢、インテル・ミラノやユベントスのイタリア勢も争奪戦に加わる見通しで、総勢10クラブによる熾烈な獲得レースが展開される可能性もあるようだ。
今シーズンもレギュラーの座を掴み、リーグ・アンやチャンピオンズリーグなどを通じ、41試合を終えた時点で23ゴール10アシストを挙げている。ヨーロッパでも屈指の点取り屋のひとりで、強豪クラブが興味を持っているのも当たり前。
カナダ代表でも61試合で32ゴールを奪ってきたストライカーは、フランスのクラブと新契約を結ぶ可能性は低く、来季は新天地でのチャレンジに歩むことが濃厚となっている。
はたして、ニューヨーク出身のフォワードはステップアップ先として、アンフィールドを選択することになるのか、もしくは別のクラブで実力を示すのだろうか…?