チェルシー時代にはプレミアリーグでポテンシャルを開花するに至らなかったエジプト代表FWモハメド・サラーだが、フィオレンティーナやASローマでのイタリア時代にキャリアを再興。その後、移籍したリバプールではレジェンド級の活躍を見せている。
今年中に33歳を迎えるエジプシャン・キングだが、契約更新に向けた話し合いが最終盤に差し掛かっており、近日中にも動きがあるかもしれない。気になるのは給与や契約期間の条件面で、クラブ側からの公式発表を待ちたい。
去就がハッキリしていないリバプールのベテランウィンガーだが、元リバプールで、元オーストラリア代表FWハリー・キューウェルはアンフィールドでの実績を称え、所属クラブだけではなく、プレミアリーグ全体的にとっても大きな損失になると語った。
「モウ・サラーは、リバプールであの期間に成し遂げたことは驚異的としか言いようがない。」
「また、彼はそれなりの年齢になってきているし、契約状況がどうなるかは誰にもわからないから、難しいところだ。」
「リバプールは、彼が多くのゴールを決めているだけに、(もし移籍すれば)がっかりするだろう。しかし、偉大な選手が移籍することで、他の選手が開花することもあり、そうすれば、彼らにより多くの責任を与えることになる。」
「他の選手が入ってきて、より多くのゴールを決めることで、その進歩があるかもしれない。」
「彼はリバプールだけでなく、プレミアリーグにとっても大きな損失だろう。なぜなら彼は良いアンバサダーでもあると思うからだ。」
「とてもプロフェッショナルで、よくトレーニングし、不満を聞いたことはない。彼は毎試合プレーしているし、若いサッカー選手が尊敬すべき選手なんだ。」
Sky Sports News
同じく今シーズンで契約満了を迎えるフィルジル・ファンダイクも、新たな契約に近づいていると言われる。ただし、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドはスペイン行きが迫っている。
今季もチーム内で攻守の要となっているベテランの2選手を手放すのは、リバプールにとって大きな痛手になる。はたして、モハメド・サラーは来季もアンフィールドで戦い続けるのか、もしくは別のクラブで得点源になるのだろうか…?
