アルネ・スロット体制での2年目となる来シーズンに向けて、リバプールはアタッカー陣の大幅なアップデートを行うかもしれない。ダルウィン・ヌニェスやディオゴ・ジョッタ、ルイス・ディアスらフォワード陣に退団の噂が飛び交っており、その去就は未知数のままだ。
ニューカッスル・ユナイテッドFWアレクサンデル・イサクを筆頭に、世界的なストライカーをリストアップしており、最低でもひとりはアタッカーをチームに加える可能性が高まっている。しかし、以前から関心が取り沙汰されたウェストハム・ユナイテッドFWモハメド・クドゥス獲得に動く見込みは低い。
海外メディア『TBR Football』によると、リバプール以外にもアーセナルやトッテナム・ホットスパー、アストン・ヴィラも熱視線を送るガーナ代表の24歳フォワードだが、いずれのクラブも8500万ポンドとも言われる要求額を支払うつもりはないようだ。
2023年の夏、アヤックスからプレミアリーグに初挑戦のガーナ出身FWは、ロンドンのクラブでこれまで70試合以上に出場し、17ゴールと8アシストを記録。屈強なフィジカルとドリブル、チャンスメイクとアタッカーに必要な能力を兼ね備える。
若干守備をさぼる印象もあるだけに、リバプールやアーセナルなどインテンシティも高いサッカーを展開するチームにとっては致命傷。攻撃センスだけでいえばトップクラスだが、高額な移籍金と総合力を見ると、アンフィールドでのプレーは叶わなそうだ。
来シーズンもロンドン・スタジアムでのプレーが続く可能性が高まるガーナ代表のアタッカーだが、予想に反して、新たなクラブにステップアップを果たすのだろうか…?