アルネ・スロット監督が就任したリバプールは昨夏、ユベントスで戦力外扱いになっていたイタリア代表FWフェデリコ・キエーザをチームに加えた。ところが、コンディションが整っておらず、また監督から全幅の信頼を得ているとは言い切れず、プレー時間はあまり伸びていない。
かねてより、母国復帰の可能性が高まっており、ACミランやインテル・ミラノ、ナポリなど様々なクラブからの関心が報じられている。具体的な動きすら出ていないものの、現状の出番の少なさから、わずか1年でアンフィールドを離れる未来もあり得る。
トルコ紙『Fotomac』によると、フェネルバフチェを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、リバプールのイタリア人ウィンガー獲得をクラブ側に要請しており、トルコのクラブが獲得に向けての動き出すようだ。
今シーズンは国内リーグで、ガラタサライに次ぐ2位に付けている。戦力の厚みを増したいポルトガル人指揮官は、セリエAやイタリア代表でも実績のある27歳のアタッカーは魅力的な選択肢と言える。
また、移籍金もそこまで高騰する可能性は低く、トルコのクラブでも手を出せる金額の範囲に収まる確率は高い。
はたして、リバプールはたった1シーズンでイタリア代表フォワードを売却し、フェネルバフチェとクラブ間合意に達するのだろうか…?
