アーセナルがクリスタル・パレスと引き分けたことによって、プレミアリーグ優勝まで勝ち点残り “1” に迫ったリバプールは、ホームのアンフィールドにトッテナム・ホットスパーを迎えた。まさかの先制点を許すも、リバプールは力強さを見せ、5得点を挙げて逆転勝利。
勝ち点 “3” を上積みしたリバプールは、4試合を残した時点で国内リーグ制覇を成し遂げた。アルネ・スロット監督はプレミアリーグを制覇した初めてのオランダ人指揮官となり、5年ぶりのタイトルにアンフィールドはお祭り騒ぎになった。
ユルゲン・クロップ前監督のもとでもリーグ制覇を経験したスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンは、コロナ期間での優勝とは比べられないほど感慨深いものがあると語りつつも、チームの違いについても口にした。
「前回優勝したときは奇妙な時間だった。世界が一時停止した。僕らがやったことはとてもユニークだった。もちろん楽しんだよ。でも、今日経験したことには勝てないよ。」
「ピッチへの入り方、試合中のファン、試合後のファン。それに匹敵するものはなかったから、このような形で経験できたことをうれしく思う。」
「(当時は)明らかに違うスタイルだった。ハイエナジーでハイプレスだった。このチームはもう少しコントロールされている。まったく違うチームだ。」
「でも、監督たちから見れば、カウンタープレス、高い位置からのプレス、ボールを前に運び、危険な選手にボールを渡そうとするという点で、重要なことは変わらない。それが常に鍵となる。」
「両チームとも一貫性があり、それが我々が勝ち上がってきた理由だ。僕らはいつだって、その姿勢を見せてきた。何度かスリップしたことはあったかもしれないが、何もおかしなことはなかった。」
Sky Sports
