リバプールに移籍した海外選手が苦戦するのが、地元独特な訛り “スカウス”。現在のチームにおいては、カーティス・ジョーンズやトレント・アレクサンダー=アーノルドが話しており、イギリス国内でも異なる発音で、英語がわかる人でも苦労するアクセントだ。
RBライプツィヒなどで活躍し、2023年の夏にリバプール移籍を果たしたハンガリー代表MFドミニク・ソボスライも “スカウス” に悩まされたひとり。加入当初は全く理解できなかったと吐露しつつも、少しずつだが分かるようになってきたと語った。
「それ(地元のアクセント)が一番難しいと思う。」
「ここに引っ越してきたときは、彼らが話している言葉が本当に理解できなかった。」
「まだ彼らが話している言葉は理解できないけど、だんだん慣れてきて、彼らが何を言っているのか理解できるようになってきたよ。」
Optus Sport
海外メンバーも多いリバプールにおいて、スカウサー・アクセントを理解できなくともサッカーはできる。しかし、地元に溶け込み、リバプールで生活するうえでは必要不可欠な条件で、話せなくとも、聞き取れるだけの域には達したい。
ただし、ハンガリー代表のキャプテンの言葉的には、まだ100%理解できているとは捉えられない。さらなる学習は必要そうな風に映るが、プロサッカー選手としてはそこまでを求める必要性はないかもしれない。
あくまでピッチ上で好パフォーマンスを披露し、アルネ・スロット監督率いるチームにタイトルをもたらすことが仕事であり、来シーズンはさらなる活躍を期待して止まない…
