2019/2020シーズンぶりに、プレミアリーグ優勝を果たしたリバプール。5年ぶりの栄冠はひとしおで、コロナ期間での優勝ではアンフィールドに誰もいない状況での歓喜だったが、今年は満員のサポーターとともに喜びをともにした。
下馬評では誰もリバプールが国内リーグを制覇するとは思っていなかったものの、2位以降に大きな勝ち点差を付けて栄冠に輝いた。また、チームを率いたアルネ・スロット監督はオランダ人して初めてプレミアリーグのタイトルを掲げた。
同じくオランダ出身として、リバプールのキャプテンマークを巻く33歳DFフィルジル・ファンダイクは、トッテナム戦での勝利によってチャンピオンに輝くまでの道のりについて振り返り、感慨深い瞬間だったと語った。
「何よりもまず、僕らにとっては素晴らしいプレミアリーグのシーズンだった。(トッテナム戦でも)1-0 になった後に見せたリアクションは見事だった。もちろん、とてもエモーショナルな試合だった。」
「終了間際は非常に時間がかかったが、仕事が果たせてよかった。リバプールにゆかりのあるすべての人が祝福し、楽しむことができるよう話している。」
「もちろん、僕が思うに、このリーグは世界で最も勝つのが難しいリーグだから、雰囲気や天候、そして良い対戦相手という点で、素晴らしい日を迎えた。」
「この5年間で2つのタイトルを獲得したことは、大きな功績だと思うし、監督もピッチ上で話していたと思う。信じられないようなことだったよ。」
「(ユルゲン・クロップが退団を発表した)あの頃はまだタイトル争いもしていたし、チームにも自信があった。終盤は力不足で、そのことは明らかだったと思う。それまでような一貫性を見つけることができなかった。」
「でも、ユルゲンの後任を務めるのは良い仕事だと思うし、監督は彼なりのやり方で、彼なりのスタッフを使ってそれをやってのけた。」
「それに、そうだね。僕らがプレミアリーグのチャンピオンになっただろうと外野から聞いた人は誰もいないと思うよ。」
「それがサッカーでもある。僕たちも同じようにパフォーマンスしなければならないし、一貫性を保ち、試合に勝とうとし、試合に勝つ方法を見つけなければならない。」
「キャプテンとしてトロフィーを掲げる?あぁ、素晴らしいことだよ。今日だって、僕や家族にとっては感慨深い一日だった。この一週間はかなりゆっくりしていたし、試合当日までは時間がかかるものだし、世界中のリバプールファンはみんなそう思っていると思う。」
「このすばらしいファンの前でトロフィーを掲げられてとてもうれしいし、感動的な気持ちになると思う。」
「印象に残っている試合は?特にない。自分自身に集中することが大事だと思うし、それが僕らがやろうとしていることで、試合に勝つこと、先を見ないことなんだ。」
「多くのチームがあれこれと騒ぎ立て、結果があっちに行ったりこっちに行ったりしているのだからこそ難しい。」
「自分のチームとパフォーマンスから目を離さないようにしなければならない。それが、一貫性と成功への唯一の道だと僕は思う。」
「サッカーに限らず、人生において一貫性を保つことは最も難しいことだ。だから、もし一貫性があるのなら、それを保つことだ。そして言ったように、それを楽しみ、すべてを吸収することに誇りを持たなければならない。」
「一貫性を保つこと、次から次へと試合に勝つこと。それが鍵だ。チーム全体のプロセスだ。」
「選手だけでなく、スタッフも大きな役割を果たし、周りの人たち、ファン、みんなが役割を果たさなければならないし、初日から、自分たちが大きな目標と大きな夢を手にしていること、そしてそれを叶えたいと思っていることは明確だった。僕らは大きなものを手に入れたし、素晴らしいことだよ。」
