まもなく34歳になるフィルジル・ファンダイクが2年間の契約延長を結び、イブラヒマ・コナテとの契約更新に向けた交渉が進む中、ジョー・ゴメスは度重なる負傷に悩んでおり、ジャレル・クアンサーにはリバプール退団の噂が持ち上がっている。
世代交代に加えて、センターバック陣の戦力を強化するためにも、リバプールは新たなディフェンダー確保を目指している。その筆頭ターゲットとして、ボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセンが挙がる一方で、アヤックスの19歳DFヨレル・ハトへの関心も報じられる。
ファブリツィオ・ロマーノ氏（イタリア人ジャーナリスト）は、オランダ人ディフェンダーへの関心は本物であると伝えつつも、あくまでボーンマスDFがどのような選択を行うかが影響するとも報じた。また、リバプールだけではなく、チェルシーも獲得を狙っているようだ。
「ジョレル・ハトはチェルシーとリバプールのリストにある選手であることは確かだ。」
「両クラブともこの選手をモニタリングしており、確実にリストに載っている。」
「チェルシー、リバプール、アーセナルなど、これらすべてのクラブがディーン・ハイセンの選択を待っている。」
「3クラブともハイセンの獲得に乗り出しているが、チェルシーとリバプールには、ディーン・ハイセンを獲得できなかった場合の候補として、ジョレル・ハトをリストアップしている。」
今シーズンからボーンマスに加わったスペイン代表のセンターバック、1年間のプレミアリーグでのプレーで一気に評価を高めた。両足から正確なパス出しでビルドアップの起点になる一方、本職のディフェンス面でも安定感のあるパフォーマンスで、相手の攻撃を封じ込める。
人気銘柄なだけに、その争奪戦は熾烈。レアル・マドリードらの関心も伝えられる中、アンフィールド行きを選ぶかどうかは本人のみぞ知る。その代役として期待されるアヤックスDFは、左サイドバックとしてもプレーでき、19歳という年齢も魅力的。
オランダ代表でも6試合に出場を果たしており、その才能を見せつけている。2028年6月までの契約が残るが、今夏でのステップアップが噂されており、初めてのプレミアリーグ挑戦に踏み切るかもしれない。