ポルトからリバプールに加入して以来、周囲のフォワード陣と見事な連携を見せ、左ウイングに欠かせないソ存在に変貌を遂げたコロンビア代表FWルイス・ディアス。今シーズンはセンターフォワードとして心境を開いており、アルネ・スロット監督率いるチームでも活躍を続けている。
同選手とリバプールとの契約は2027年6月まで。契約最終年に延長交渉を行うのを避けるためにも、マージーサイドのクラブは契約更新を狙っている一方で、バルセロナやパリ・サンジェルマンからの関心が届いている。
今シーズンが終了した後、本格的な話し合いが予定されているコロンビア人ウィンガーは、加入当初からリバプールで幸せであると契約更新に向けて前向きなコメントを残し、今後何年間も残りたいけど、クラブの意向も影響するだろうと口にした。
「そうだね、幸せだよ。到着した初日から、僕はいつもハッピーで、落ち着いていて、この偉大なチームでプレーするサッカーを楽しんでいる。」
「それ(契約更改)については、話し合うことになるだろう。」
「僕にとっては、何年でも残ろうとするけど、クラブにも左右される。これらについては、個別に解決される。とても落ち着いているし、幸せだし、プレミアリーグを楽しんでいるよ。」
ダルウィン・ヌニェスの退団がほぼ決まっているリバプールにおいて、センターフォワードは優先度の高い補強ポイントとなっている。また、センターバックや左サイドバック、右サイドバックなど戦力アップが必要となるポジションは複数あり、ディアスとコーディ・ガクポがいる左ウイングのユン戦順位は低い。
ただし、事態は容易に変化する。もしも28歳のアタッカーが更新を拒否した場合には、クラブ側も移籍を容認する可能性もある。フリートランスファーはもちろん、契約残り1年となると移籍金は急激に低下してしまうためだ。
他方、今回の発言が真意であれば、サポーターにとっても嬉しい内容。28歳とキャリアの絶頂期を迎え、今シーズンはゴール数も伸ばしている。中盤戦こそ疲れが目立ったものの、シーズン前半と後半は切れ味鋭いドリブルを見せている。
はたして、リバプールはこのまま新契約締結まで問題なく進めるのだろうか…?
