昨夏の移籍マーケットにおいて、ユベントスからボーンマスに加わった20歳DFディーン・ハイセンは、プレミアリーグ初挑戦ながらも大躍進。シーズン序盤戦こそ控えに甘んじたが、いまや最終ラインに欠かせない存在に成長を遂げた。
ディフェンス能力だけではなく、両足を使える器用さを持ち合わせ、最後尾から組み立てを行える。ロングフィードも正確で、まさに現代的なセンターバック。年齢も20歳と若く、強豪クラブがこぞって関心を示している。
プレミアリーグからはリバプールやアーセナル、チェルシー、スペインからはレアル・マドリードも熱視線を送る中、独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者は現時点における争奪戦の模様を明かし、リバプールとアーセナルがリードしていると伝えた。
「アーセナルとリバプールがディーン・ハイセン争奪戦においてポールポジションに立っているようだ。近々決断が下されるだろう。」
「レアル・マドリードは引き続き彼を熱望している。」
「バイエルンへの移籍の可能性は現段階では低そうだ。バイエルンがハイセンを獲得するためには、まだ見つかっていない売り込みが必要だ。だからこそ現在、フリーエージェントとして獲得可能なヨナタン・ターに注目している。」
「ハイセンの5000万ポンドの移籍金は、以前判明したように3回の分割払いが可能だ。」
🚨🔄 Understand that Arsenal and Liverpool are currently in pole position for Dean #Huijsen. A decision is expected soon. #LFC
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) May 13, 2025
Real Madrid remain keen on him.
A move to Bayern appears unlikely at this stage, as time is not on their side. To sign Huijsen, Bayern would need to… pic.twitter.com/qtJyJblcij
リバプールはオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクと契約更新を締結したものの、34歳を目前にするベテランディフェンダーなだけに、長期的な後継者を求めている。アヤックスDFヨレル・ハトらの名前も浮上しているが、ハイセンがトップターゲットと見られている。
2025年3月にはスペイン代表デビューを飾った若き才能がアンフィールドに来るとなれば、ドミノ式でジョー・ゴメスかジャレル・クアンサーが退団する可能性もある。
アムステルダムに生まれセンターバックは今夏、どのクラブにステップアップを果たすのだろうか…?
