ハル・シティからリバプールに移ったスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンは、瞬く間に世界的な左サイドバックとしての地位を確保し、右サイドバックのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとともに数々のアシストを決めてきた。
フル代表ではキャプテンまで務めており、キャリア通算の試合数は ”500” を超える。ただし、今シーズンは本来のパフォーマンスを発揮できなかった試合も増え、年齢による衰えを指摘された。特に週2回、試合をこなさなければならない状況では凡ミスも目立った。
控えのギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスもレギュラーの座を脅かすほどの活躍を見せれておらず、長期的な後継者としてボーンマスDFミロシュ・ケルケズに熱視線を送っている。選手本人もアンフィールドでのプレーに前向きと言われ、この夏にステップアップを果たす可能性が高まっている。
来年には32歳になり、アップダウンが求められるサイドバックとしては過渡期を迎えるスコットランド代表のキャプテンだが、来シーズン以降もトップレベルのパフォーマンスを披露できると自信を窺わせた。
「あと1年しか残っていない。だから、君たち(ファン)がモウやフィルジルの時と同じように、新しい契約について騒ぐのを手伝ってくれることを願っている。たぶん、キャラガーがクラブと他の左サイドバックを結びつけるのをやめてくれるはずだ。」
「僕はこれまで素晴らしい8年間を過ごしてきたし、あと1年残っている。かつてほど若くはないけれど、このクラブを愛しているし、ここでたくさんの素晴らしい思い出ができた。」
「僕はまだ、良いパフォーマンスができると信じているし、今シーズンもそれができたと思うから、まだトップレベルで結果を残せると思っている。もしそれができれば、それこそが僕の居場所だし、この先何年もここにいられることを願っているよ。」
Liverpool ECHO
