アルネ・スロット体制のリバプール、新たなターゲットは中盤に創造性をもたらす若きイングランド代表MFアダム・ウォートン?

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アルネ・スロット体制のリバプール、新たなターゲットは中盤に創造性をもたらす若きイングランド代表MFアダム・ウォートン? 移籍

アダム・ウォートン。名前を聞いたことがないというリバプールファンも少なくないかもしれない。しかし、彼のプレーを一度でも見た者なら、そのポテンシャルに驚かされるだろう。現在21歳の彼は、2024年1月にブラックバーン・ローヴァーズからクリスタル・パレスへ移籍。そこからわずか数ヶ月でプレミアリーグの舞台に完全適応し、中盤に創造性と冷静さをもたらす存在として一気に台頭してきた。

わずか半年間のパフォーマンスでイングランド代表にも選出された。今シーズンは鼠径ヘルニア手術のため途中戦線を離脱したものの、その前後はレギュラーを張っており、後半戦にかけて巻き返しているチームの中心となっている。

ジェレミー・フリンポンの獲得が目前に迫り、フロリアン・ヴィルツのような攻撃的タレントにも関心を寄せる中、リバプールはクリスタル・パレスの逸材のウォートンに照準を合わせていると、英『The Daily Mail』が伝えている。

これだけの才能を持つ若手を見逃すはずもない。これまでもリバプールからの関心が報じられており、マージーサイドのクラブは継続してウォートンの状況を注視しており、密接にモニタリングを続けているとされる。

ウォートン獲得の最大のハードルは、その移籍金の高さにある。クリスタル・パレスは最大6000万ポンドの値札を掲げており、これは約1年半前に2200万ポンドで獲得した時から驚異的な高騰となる。

パレスはマイケル・オリーセをバイエルンに5080万ポンドで売却したように、若手を育てて高額で売却するモデルで成功しており、ウォートンにも同様の期待を寄せている。現在、彼との契約は2029年6月までと長期にわたり、バイアウト条項も存在しないとみられているため、交渉の主導権は完全にパレス側にある。

ライアン・フラーフェンベルフの負担を軽減するためにも、守備的MF確保も視野に入れているリバプール。そのため、昨夏に逃したマルティン・スビメンディのような“ビルドアップ型の守備的MFをふたたびターゲットに据える可能性も高い。

6000万ポンドという投資が、果たしてリバプールにとって妥当か否か。その判断は容易ではない。だが、ウォートンが持つプレーの質とポテンシャル、そしてスロット体制下での戦術的な適合性を考えれば、将来的な成功を見込める戦略的補強となる可能性は高い。

中盤の世代交代が進行する今、リバプールがこの若き才能に賭ける価値は十分にあるだろう。新体制のリバプールがどのような判断を下すのだろうか…?

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