オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフがポジションを変更し、一気に世界的な守備的ミッドフィルダーとして頭角を表した。プレミアリーグでも屈指のパフォーマンスを披露し、ほとんどの試合で先発出場を果たしてきた。
控えの日本代表MF遠藤航は、先発起用されることは少なく、クローザー的な役割に特化。オランダ人MFとレギュラー争いを繰り広げられる守備的ミッドフィルダーの確保に動いており、昨夏の移籍マーケットにおいて、スペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得に迫った。
海外メディア『Football Insider』によると、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドの両クラブは、ランスに所属する19歳MFアマドゥ・コネに関心を示しているようだ。評価額は2000万ポンド前後と予想されている。
コートジボワールU-23代表MFは今季25試合を超えてピッチに立ってきた。中盤の底を主戦場に、セントラルミッドフィルダーとしても活躍。途中出場も多いものの、リーグ・アンで将来を有望視される逸材の仲間入りを果たした。
2028年6月までの契約を結ぶ同選手は、恵まれた体躯に加えて、抜群なアスリート能力を持ち合わせる。中盤でアグレッシブなプレースタイルで、前への推進力もあって、アルネ・スロット監督にとっては条件に近しい選手と言えるだろう。
ただし、まだまだ経験不足は否めない。いきなりアンフィールドの舞台で活躍する未来は見えず、最低でも1年は今のクラブに残留し、試合での経験を積むことが最優先となる。
積極的な夏を過ごすことが予想されるリバプールが、新たなミッドフィルダーをチームに迎え入れた場合、再来年に同じポジションを強化する可能性は低くなるが、はたして…?
