アルネ・スロット監督の2シーズン目に向けて、リバプールは大幅な選手の入れ替えが予想されている。センターフォワードやセンターバックが最優先と見られるが、左右のサイドバックや守備的MFなども補強ポジションとして報じられている。
一方で、若手選手の補強にも積極的。昨夏にはチェルシーから16歳FWリオ・ングモハを獲得するなど、毎年のようにイギリス国内の有望株をアカデミーに加えている。トレイ・ナイオニらはカップ戦でも出番を得ており、将来に向けた投資に抜かりはない。
海外メディア『TBR Football』グレアム・ベイリー記者は、リバプールはシェフィールド・ユナイテッドでプレーするスコットランドU-19代表FWライアン・ワンに関心を示しており、アンフィールド行きを予想した。
「注目すべき過小評価されている選手という点では、シェフィールド・ユナイテッドのライアン・ワンのような選手が移籍する可能性がある。」
「リバプールからの関心もあり、プレミアリーグの別のクラブも彼に注目している。」
「ライアン・ワンは、ウィリアム・オスラやウィルソン・オドベールのような選手で、プレミアリーグでインパクトを残せる選手だと見られている。」
「彼はあまり思い浮かばない選手だが、リバプールは彼に非常に多くの仕事をしている。彼らは彼を気に入っているし、もし彼がリバプールに入団しないなら、私は驚くだろう。」
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ハミルトン・アカデミカルで頭角を現した18歳のアタッカーは、2023年9月にシェフィールド・ユナイテッドに移籍。当初はアカデミー所属だったものの、今季からトップチームに昇格。チャンピオンシップでは12試合に出場し、センターフォワードとしてポテンシャルを発揮している。
ほとんどがベンチからの途中投入であるが、年齢もまだ若く、プレー時間を急ぐ時期ではない。もしも来シーズンも現在のクラブに残れば、確実に出番は増えるが、リバプールにステップアップすれば、ふたたびアカデミーからの競争が待ち受けているだろう。
はたして、リバプールはシェフィールド・ユナイテッドの才能を連れてくるために、本腰を入れるのだろうか…?
