ダルウィン・ヌニェスの退団が既定路線になっているリバプールは、新たなセンターフォワードとして、ヨーロッパで高い得点力を持つ長身ストライカーに注目している。当初はニューカッスルFWアレクサンデル・イサクに熱視線を送っていたものの、法外な要求額と頑な姿勢により、違うターゲットに視線を向けなければならなくなった。
RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコなどリストアップされる中、アイントラハト・フランクフルトの22歳FWウーゴ・エキティケの名前も頻繁にメディアで取り上げられてきた。
所属クラブは放出にも柔軟な姿勢を見せているが、その要求額は高騰中。チェルシーなどプレミアリーグの複数クラブが関心を示す中、フランクフルトは強気な姿勢を崩していない。
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者は、フランス人のストライカーに対して、リバプールが本格的な交渉に移ったと進捗を共有しているものの、ブンデスリーガのクラブから引き抜くためには1億ユーロにも上る移籍金を支払う必要があるとも付け加えている。
「ブンデスリーガからの次なるビッグターゲット:リバプールがウーゴ・エキティケ獲得レースに本腰。」
「交渉は行われている。スロット/エドワーズが熱望している。現時点での最大のライバルはチェルシー。」
「アイントラハト・フランクフルトはまだオファーを受けていない。マルクス・クレシェは依然として1億ユーロを要求している。」
🚨🆕 The next big target from the Bundesliga: Understand FC Liverpool are now seriously in the race for Hugo #Ekitike!
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) May 28, 2025
Talks have taken place. Slot/Edwards keen on him. The biggest rival at the moment: Chelsea.
Eintracht Frankfurt have not yet received an offer. Markus Krösche… pic.twitter.com/aCflXT3QYU
ジェレミー・フリンポンやフロリアン・ヴィルツ、ミロシュ・ケルケズなど積極的な補強を狙うリバプールにとって、新たに1億ユーロもの支出は大きな痛手となる。一方で、イサクに比べれば圧倒的に安く、全体的にはお得感もある。
ただし、リバプールは売却も推し進める必要がある。ヌニェスだけではなく、ケレハーやエリオット、クアンサー、ツィミカス、モートン、ディアスなど退団が噂される選手は多く、この夏の移籍マーケットにおいて大幅な入れ替えが行われるのは避けられない。
はたして、リバプールはフランスの22歳の点取り屋を、マージーサイドに迎え入れることができるのか…?
