クィービーン・ケレハーはリバプールでの出番が限られており、来季にはジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが加わるため、さらに出場機会は減る可能性もある。そのため、アイルランド代表GKは守護神争いのできるクラブへの移籍を求めている。
プレミアリーグでも経験豊富な26歳のゴールキーパーに対しては、国内外問わず、様々なクラブが関心を示してきたが、本格的に動きが見られそうだ。イギリスメディア『Sky Sports News』ライアル・トーマス記者は、一番手GKマーク・フレッケンの退団が現実味を帯びているブレントフォードが、争奪戦で一歩リードしていると伝えた。
「バイエル・レバークーゼンがマーク・フレッケンの獲得に迫っているため、ブレントフォードがGKクィービーン・ケレハーの獲得をリバプールに打診している。」
「ウェスト・ロンドンのクラブは、エリック・テン・ハフが監督に就任したばかりのドイツのクラブにフレッケンを売却することに前向きで、そのための話し合いも進められている。」
「ブレントフォードはフレッケンと契約する前からケレハーに興味を示していたが、リバプールが売却に前向きなのは、昨夏バレンシアからギオルギ・ママルダシュヴィリを獲得してからのこと。」
「ケレハーは背番号1のポジションを争うことを望んでおり、ママルダシュヴィリの加入は、来季アリソンと争うのがこのジョージア人であることを意味する。」
「26歳のケレハーには他のクラブも興味を示しているが、ブレントフォードがポールポジションにいると見られており、昨夏にアンフィールドからセップ・ファン・デン・ベルフを獲得しており、リバプールとの関係も深い。」
毎週プレーできるようなクラブを求めるアイルランド代表GKにとっては、守護神がいなくなる可能性が高まっているブレントフォードは理想的な環境と言える。
安定したパフォーマンスに加えて、足元のテクニックにも長ける現代的なゴールキーパーは、ブレントフォードに限らず、多くのトップクラスにとってレギュラーを任せられる存在だ。
はたして、リバプール退団が既定路線のクィービーン・ケレハーは、どのクラブに新天地を求めるのだろうか…?
