リバプール、アデモラ・ルックマン獲得に再び動く?イングランドで苦戦続くフェデリコ・キエーザとのトレード案が浮上

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リバプール、アデモラ・ルックマン獲得に再び動く?イングランドで苦戦続くフェデリコ・キエーザとのトレード案が浮上 移籍

アルネ・スロット体制のもと、リバプールが前線の再構築に本腰を入れ始めた。クラブは長年攻撃の柱を担ってきたモハメド・サラーへの依存を軽減し、攻撃に多様性を加えるべく動いており、アタランタのナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンの名前が浮上している。

英紙『Daily Express』によれば、リチャード・ヒューズSD(スポーツディレクター)は今夏の移籍市場において “創造的なアプローチ” を試みており、その中にはイタリア代表FWフェデリコ・キエーザを含めたトレード案も検討されているという。

ルックマンはアタランタ加入後、セリエAで躍動。昨季は公式戦45試合で17ゴール10アシストをマークし、ヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献した。スピードとテクニックを兼ね備えたアタッカーは、対峙するDFを翻弄し続けており、今やイタリアで屈指のウイングに成長した。

クラブは当然ながら彼の放出に慎重で、報道によれば移籍金として5100万ポンドを要求している模様。かつてエバートンでプレーした経験を持つルックマン自身も、プレミアリーグ復帰には前向きだと伝えられている。

一方、今回の交渉の鍵を握ると見られているのが、ルックマンと同い年で27歳のフェデリコ・キエーザだ。昨夏、ユベントスから加入したものの、公式戦13試合でわずか2ゴール2アシスト。期待されたインパクトは残せず、クラブ内でも構想外となりつつある。

コンディション不良が継続しており、ベンチ入りしない試合も多く、本人は母国復帰を望んでいるとされ、ミラン、ローマ、ナポリなど複数のセリエAクラブが関心を示している。ヒューズSDとしても放出に前向きなスタンスを取っており、交渉材料とすることで、ルックマンの獲得交渉を優位に進めたいようだ。

イタリア紙『Quotidiano Sportivo』によれば、リバプールは昨夏にもルックマン獲得に動いていたが、交渉はまとまらず。その結果として迎え入れたのがユベントスで戦力外扱いを受けていたキエーザだった。そして今夏、ふたたびルックマン獲得に向けて攻勢を再開した格好だ。

ただし、争奪戦も待ち構えている。ナイジェリア代表のウィンガーにはアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグのライバルクラブも熱視線を送っており、リバプールとしては競争に勝ち抜く必要がある。

スロット監督の2シーズン目に向けて、大幅な選手の入れ替えも想定されるリバプールだが、来季に向けて前線の陣容をどう整えるのか。

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