昨年の夏、移籍市場で静かな日々を過ごしたリバプール。長期的なアリソン・ベッカーの後継者として、ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリとイタリア代表FWフェデリコ・キエーザがチームに加わったのみで、ママルダシュヴィリはバレンシアにレンタルバックされていた。
アルネ・スロット監督にとってリバプールにおける初めての夏とは打って変わって、この夏の移籍市場は忙しくなりそうだ。ダルウィン・ヌニェスが退団濃厚で、その代わりになるストライカーを探している一方で、最終ラインの強化を狙い新たなセンターバックにも視線を送っている。
一方で、サイドラインも補強対象となっている。トレント=アレクサンダー=アーノルドがチームを離れるため、右サイドバックに熱視線を向ける中、アンディ・ロバートソンの年齢低下による衰えが指摘される左サイドバックも戦力アップの必要性が叫ばれている。
ADOデン・ハーグやフェイエノールトでもプレーしたオランダ人FWハリー・ファン・デル・ラーンは、リバプールのオランダ人指揮官が古巣フェイエノールトから両サイドバック獲得を検討していると、持論を展開した。
「スロット監督はハートマンを本当に欲しがっている。」
「彼はリストの非常に高い位置にいる。」
「スロット監督はまた、フェイエノールトの両サイドバックを獲得したいと考えている。この2人は本当に素晴らしいサイドバック だ。彼らは海外でも認められている。」
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ただし、フェイエノールトの両サイドバックとも噂が盛り上がっている事実はない。右サイドバックにおいては、バイエル・レバークーゼンDFジェレミー・フリンポン、左サイドバックではボーンマスDFミロシュ・ケルケズが筆頭ターゲットと見られている。
他にも様々な選手の名前が浮上しているものの、アルネ・スロット監督が昨季まで率いたチームからの引き抜きに本腰を入れるとは思えないが、はたして…?
