リバプール、イングランド代表FWアンソニー・ゴードン獲得再挑戦か?ニューカッスルは売却に難色…

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リバプール、イングランド代表FWアンソニー・ゴードン獲得再挑戦か?ニューカッスルは売却に難色… 移籍

昨年の夏、リバプールはイングランド代表FWアンソニー・ゴードン獲得に迫っていた。その背景には、ニューカッスルが直面していたプレミアリーグのPSR問題があった。財政面での圧力から選手放出を余儀なくされたクラブは、最終的にヤンクバ・ミンテとエリオット・アンダーソンを売却することで難局を回避。ゴードンは売却対象から外される形となった。

エバートンのトップチームで昇格し、プレミアリーグを代表するアタッカーに成長した24歳の快足ウィンガーだが、リバプールは幼少期から憧れを抱いてきたクラブ。昨夏、交渉が成立寸前まで進んだのも、ゴードンの想いとクラブのニーズが重なった結果だった。

その後、2024年10月に新たな契約を結んだ同選手とリバプールとの関係は消えたかに思えたが、その火は完全には消えていない。イギリス紙『Newcastle World』によれば、古巣クラブのライバルチームは関心を再燃させているようだ。

スピードと突破力、そして得点力を兼ね備えたウィンガーとして、アルネ・スロット監督の評価も高い。ダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアスらの去就が不透明な中、フォワード陣の再編が進む可能性がある。

ただし、リバプールにとっての最優先はセンターフォワード。得点も奪える長身ストライカーがターゲットとなっており、同じくニューカッスルのアレクサンデル・イサクやフランクフルトに所属している22歳FWウーゴ・エキティケなどが浮上している。

一方、ニューカッスルの状況は昨夏とは一変している。すでにPSRに関する懸念は解消され、財政的な圧力からの解放により、選手売却を急ぐ理由は皆無。むしろ、クラブは継続的な強化を目指しており、エディ・ハウ監督も今夏は戦力を加える時期と明言している。

2023年にニューカッスルへ加入して以降、ゴードンは見事な活躍を披露。今季はプレミアリーグで33試合6ゴール6アシストを記録し、イングランド代表の常連。左サイドから攻め上がるスタイルは、一気に局面を打開する。

バプールにとって、アンソニー・ゴードンの再獲得は単なる補強ではない。クラブの未来を担うウィンガー獲得であり、かつての逸材を取り戻すという意味でも、特別な意味を持つ移籍劇となる。一方で、ニューカッスルは容易には応じない。クラブの主力として未来を託されたゴードンの引き留めに全力を尽くすだろう。

契約を結んでから1年も経っておらず、チャンピオンズリーグ出場権も手にしたニューカッスルから主力が去る未来は考えにくいが、はたして…?

移籍
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