2017年にハル・シティからリバプールに活躍の場を移したスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンは、2025年になったいまでも左サイドバックの主力を任されている。年齢が31歳になり、中2日など過密日程には耐えきれなくなってきたが、経験を活かしたパフォーマンスを披露している。
一方で、リバプールは長期的な後釜確保にも動いている。ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ獲得に向けて、ボーンマスとの合意が近づいているとも言われ、選手本人もアンフィールド行きした考えていないとも。
そして、控えのコスタス・ツィミカスは退団濃厚。左サイドバック事情が少し変化するリバプールだが、アトレティコ・マドリードがロバートソンに熱視線を送っており、トップターゲットとして認識していると、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が伝えた。
「アトレティコ・マドリードは、左サイドバックのトップ・ターゲットとしてアンディ・ロバートソンを理想的な候補だと内部では評価している。」
「リバプールは彼を高く評価している、ミロシュ・ケルケズが近々加入する予定であることを考慮しても、簡単な話ではない。」
「アトレティは今のところ、テオ・エルナンデスよりもロバートソンを左サイドバックとして候補に挙げている。」
🚨 EXCLUSIVE: Atlético Madrid top target at left back is Andy Robertson, appreciated internally as ideal candidate.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 14, 2025
Not an easy deal at Liverpool rate him highly even with Kerkez due to join the club soon.
Atléti have Robertson higher than Theo on their shortlist at LB so far. pic.twitter.com/qfMctSCYrJ
アルネ・スロット監督からの信頼も厚く、優れたリーダーシップは欠かせない存在だ。レベルの高いパフォーマンスを継続することができなくなってきたとはいえ、チーム内での重要な役割は変わっておらず、来シーズンもアンフィールドに留まることが濃厚だ。
放出するにしても、ギリシャ代表の左サイドバックで、スペインのクラブにスコットランド代表のキャプテンを差し出すとは思えない。ロバートソンのアトレティコ・マドリード加入は非現実的な話で、最低でもこの夏に実現することはなさそうだ。
しかし、不穏な流れも出ており、ロマーノ氏はこう付け加えている:「ロバートソンはアトレティへの移籍を熱望しており、最初の交渉はすでに始まっている。」
もしも選手本人が移籍を強要するような事態になれば、チーム作りも一変する。ツィミカスを残し、ロバートソンを売却する未来もあり得るが、はたして…!?
